

レンガ塗装の必要性は、主に「美観の維持」と「劣化防止」の2つの目的があります。
🔶 1. 美観を保つため
レンガは時間の経過とともに、
- 雨や排気ガスによる「黒ずみ」
- カビ・コケ・白華(しらはな:白い粉のような汚れ)
などが発生して、見た目が悪くなります。
塗装をすることで、レンガの表面をキレイに整え、建物の印象を大きく改善できます。
🔶 2. 劣化を防ぐため
レンガ自体は比較的耐久性がありますが、表面が「吸水しやすい」素材です。
塗装によって防水膜をつくることで、
- 雨水の浸入を防ぐ
- 凍害(冬に水が凍ってレンガが割れる現象)を防止
- モルタル目地の劣化を遅らせる
といった保護効果が得られます。
🔶 3. 塗装をしないとどうなる?
塗装せずに放置すると、
- 表面のひび割れや剥がれ
- コケやカビの発生
- 水を吸い込んで内部の劣化が進行
- 最悪の場合、レンガや目地が崩れる
といったトラブルが起きやすくなります。
🔶 4. 塗装する際のポイント
- 透湿性(呼吸できる)塗料を選ぶことが重要です。
→ 水は通さず、内部の湿気は逃がせる塗料(シリコン系・フッ素系など)が適しています。 - クリア塗装を選べば、レンガの風合いを残したまま保護できます。
つまり、
レンガ塗装は「外観の美しさを長く保ち」「雨や湿気による劣化を防ぐ」ために、とても重要です。

